ARM Cortexコアを内蔵
同社は記者発表会で、内蔵しているコアがARM Cortexファミリの中のどのアーキテクチャかについては明らかにしなかったが、同社の説明資料の中に内蔵DSP内蔵によるノイズ除去機能の一文があったことから、このコアはCortex-M4ではないかと推測される。サイプレス社はCortexコア内蔵のタッチ・スクリーン・コントローラを実現したことにより、最高400Hzまでの更新レートや耐ノイズ特性を含む最高の性能を最小の消費電力で実現できたと、説明した。
製品ファミリとパッケージ
サイプレスのTrueTouch、Gen4ファミリは、下記の4種類のデバイスで構成される予定になっており、最小パッケージ品は3.8 x 3.8mmのWLCPとなる。いずれもサンプル品は本年9月末、量産品は2012年の第一四半期に入手可能になる予定。価格については未定だが、現行の第三世代品よりは高くなる模様。