Embedded Technology 2002 2002/11/20-22 パシフィコ横浜

Embedded Technology 2002開催
 皆様の暖かいご支援を戴き、Embedded Technology 2002 は無事終了いたしました。
 新しい名称、新しい場所にもかかわらず、展示会入場者16,471名、チュートリアル参加者423名という多くの方々にご来場戴き、実行委員会、運営事務局ともども御礼申し上げます。
オープニング・セレモニー
パシフィコ横浜 挨拶をする松尾JASA会長 テープカット
11月20日
 11/20 、いよいよ展示会のオープンです。 会場を昨年までの有明ビッグサイトからパシフィコ横浜に移転したことで 主催者は来場者の数が気になっていたようですが、初日は昨年を上回る まずまずの出足でした。オープンニング・セレモニー(写真)の時間帯には、入場 登録所には長い行列ができていました。 展示会場では、アーム、マイクロソフト、ザイリンクス、ガイオ・テクノロジー、 モンタビスタ、NEC、横河ディジタル・コンピュータなどの各社の大規模ブースが 目立ちましたが、注目を集めていたのが会場中央の特設ゾーンに展示された 各社のITSカー(写真)や電気自動車(写真)でした。

 初日の基調講演には、ARM社のSaxby会長と今年も東大の坂村健教授が 登場しました。それにしても、組み込み業界における坂村教授の人気は不動です。 T−Engineを中心にした今年の講演にも多くの聴衆が集まりした。 個人的には、パネルディスカッション「飛び出せ、日本のベンチャースピリッツ」 が内容も濃く、とても興味深いストリーや示唆に富んだ発言を聞くことができた ことは、大きな収穫でした。

 初日の展示会場のハイライトは、夕刻から開始された「ETフェスタ」。 IT企業に勤務する技術者達が結成したJazz Band、 "Makers"による 演奏が行われる中、主催者、展示会社からビール、ワイン、高級日本酒 などが来場者に提供され、出展者と来場者との和やかな交流が遅くまで 続きました。
基調講演
午前、成功の方程式を語るRobinSaxby氏 昼食で中央はCOOのTuderBrown氏 午後はT-Engineでユビキタスの坂村教授
基調講演ーITS
続々入場、坂村先生の集客力 話題のホンダカー かわいい電気自動車
ITS-Festa
G-Book搭載のトヨタ車 Barの雰囲気で 今年も健在、越乃寒梅
21日 基調講演
 11/21 展示会の2日目は、朝から快晴で風もなく、絶好の天候。 入場者も初日を上回る勢いで、展示会場は混雑しています。 2日目の基調講演は米マイクロソフト副社長の古川亨氏。米国から 前日に来日され、周到の準備を行った上で、多彩なデモを交えながら、 インターネットの発展がもたたす未来社会とそれを実現するソフトウェア 技術を熱く語りました。午後から開催されたマイクロソフト社の プライベートカンファレンスにも多くの人が参加していました。

 カンファレンス会場で目立ったのは、DSPトラックの混雑ぶりです。 携帯電話や情報家電などでDSPの役割が一段と重要になった証しでしょうか? いずれにせよ、パシフィコ横浜は展示会場とカンファレンス会場が 隣接していて、この間の移動が非常に容易です。この点については、 多くの来場者が好感を持ったようです。

 この日のパネルディカッション「SoCなのか。SIPなのか?」も個人的(中村)には、 とても興味深いテーマでした。SOC派、SIP派の立場に立った各パネリスト のポジション・トークだけを聞くことができましたが、両派に主張にはそれぞれ 説得力があり、大いに考えさせられました。
21日 基調講演
貫禄の古川VP デモ機器が満載 昼食会にて
11月22日
 11/22 展示会もいよいよ最終日です。この日は大手電機メーカー、数社の振リ替え 休日にあたり、天気もあまり芳しくないので、来場者が減少するのではないかと 心配しましたが、朝から各ブースには多くの来場者が訪れ、主催者はホット 胸をなでおろしていました。

 この日の基調講演はソニー・コンピュータ・ エンターテイメントの岡本氏とトヨタ自動車の重松氏。共に会場を拡張して 多数の聴講希望者に対応しましたが、講演開始間際の会場は話題映画の 封切館のような立錐の余地もない状態になってしまいました。技術者にとっても、 やはり今年の注目は元気の良い、アミューズメントとクルマだったようです。

 この日、注目していたイベントのひとつが、組み込み技術に関する日本との コラボレーションを求めているシンガポール大使館による講演でした。 シンガポールは東南アジアの中心に位置する利点を生かし、組み込み分野 でもタイ、マレーシア、インドなどの周辺隣国のりソースも活用して幅広い 技術に対応できることが強調されていました。

パネルディスカッション、「組み込みシステムの生産性・品質を向上させる には?」も多くの聴衆を集めました。もっとも重要と考える要素をそれぞれ 主張する4人の論客が熱い議論を最後まで展開し、来場者も大いに満足 した様子でした。

 産学の橋渡し、という意味で始まったUniversity-Pavilion、今年は20研究室の 参加があり、また場所もよく大盛況でした。ETならではの出展・交流は今後も ますます盛んになるのでしょう。

 この日の午後の展示会場は、会期中、最高の混雑ぶり。最終的には、 この日だけで、約6,800人程が来場し、3日間で約1万7千人近くの 来場者があったようです。横浜に移転し、名称も変えて新たに再スタート したこのイベントも大きなトラブルもなく、無事終了しました。
基調講演
聴衆をひきつける岡本CTO 合同昼食会 重松部長の迫力ある講演
基調講演ーシンガポールー大学
立ち見も出た重松講演 シンガポール大使館一等書記官講演 大学パビリオンは大盛況